サロマ湖100kmウルトラマラソンへの挑戦

北海道を愛するランナー
最近は「ゆっくり長く」が目標です
観光ラン、庭めぐり、カメラン、飲みラン、ポールウォークで楽しんでいます

マラニック、ポールウォーク、ワラーチ、装備選定を記録しています。

輝くアスリート達(サロマ2014)

輝くアスリート達

61キロ地点で走る事を止め
62キロ地点で歩く事が出来なくなった。
64キロエイドまで巡回車に送ってもらい
メディカルサポートの往診を受けた。
「大丈夫です。」とはっきり答えた。

そのエイドで氷を貰い頭を冷やした。
そのまま巡回車で70キロ関門まで輸送してくれるらしい。
「そうか、関門に届かない普通の選手は
関門まで移動しなければならないのか・・・」

車はコース上の魔女の森をゆっくりと進む。
もちろん選手は今も走っている。
既に止めた時計を現在時刻に変更する。
スタート時刻から70キロ関門の制限時間を加えて現在時刻と比べる。

次の70キロ関門まで残り12分が僕の脳内計算。
つまり今68キロ前後を走っていないと
間に合わないことになる。

魔女の森は確か
64キロ〜66キロの区間だと思う。
どんなに頑張っても間に合わない。

でもみんな走っている。

必死に走っている。

関門時間を知っているのだろうか?
残り時間を計算しているのだろうか?
分かっていても走っているのだろうか?

僕は既にリタイヤして車の中にいる。
外の音も空気も感じないクーラーが効いている車中は別世界だ。
たった一枚のガラスの外は
今、正にレース中の舞台なのだ。

彼らは輝いて居た。
賞賛の言葉なんて必要ない。
美しい、輝いている。
シンプルに、そしてダイナミックに。

僕は別次元のサロマの舞台を見たような気がした。
そう、サロマの舞台は選手一人一人にある。
彼らは今どう思っているかは想像出来る。
僕もちょっと前まで走っていたのだから。

ランナーなら感じるはずだ。
今、この時この場所を走っている
彼らを見て感じないランナーなど居ない。

「前を向きひたすら走っている選手は輝いて居るのだ」

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サロマ2014(1)

9回目のサロマ
6回目からちょっと過去のサロマとの区別が無くなってきた。
初サロマから5回までは強烈に覚えている。
記憶の量と反対に写真の量は増えている。
やはりレース中に気力を振り絞った大会と
走る前からトラブルがありその後レースに挑んだ大会は思いで深い。

既に今年の結果はお伝えしたとおりだが
レースの記憶としては結構覚えていて且つ良いイメージが残っている。
それほどリタイヤ後にみたサロマの挑戦者達の印象が鮮烈だったのだと思う。

そんなわけで完走記ではありませんが、
サロマ2014を途中まで記録しようと思う。


前日は札幌を午前7時前に出発。毎年出発が早くなっています。
受付会場の湧別は1時前に到着。
最初にテントを張ったのだが30度を超える暑さ。
一週間前は20度前後の絶好のサロマ日和だったのが早くも裏切られる。
しかも明日の予報は当日に近づくにつれ気温上昇中!
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受付会場は応援FAXのサービスもなくなったので特に何もない。
スポンサーブースでエネルギーゼリーを貰った程度で、
テントに戻り0次会。

前夜祭ではFRUNを中心としたいつものメンバー和気藹々。
でもこの日もちょっと熱っぽかった。会場が暑かったせいもあるが風邪が完治していない。
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その後湧別神社にお参りしてテントに戻る。
来年は別の宿泊場所のヒントを得る。
予定通り後8時に就寝できたのだが、車のセキュリティ−ブザーが何度も鳴動し
目が覚めてからあまり眠れなかった。
去年もあったような迷惑な事だ。我が家の車にあるがこのような時はセットしない。

午前2時半起床。
カップうどん他いつもの行動で効率よく準備。
テント撤収をレース後にすることによりずいぶん楽になった。
もちろん初サロマのころは帰った後そんな体力は一切無いと思うので
少しはサロマなれしているのだと思う。

当日のトイレ問題も去年辺りから改善されそれほど苦労することが無くなった。
いつもより早く記念撮影もできた。
写真はスタート地点の世界大会記念モニュメント
毎年こちらで写真を撮るのが予定ですが最近は良くてYokkoと二人。
直前まで自前テントでゆっくりしているせいです。
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スタート地点も気張らず後方からスタート
ロスタイムも2分少々と調度良い場所。
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湧別を一周してから湧別を後にします。
暫く集落はありません。
すると去年応援大賞のリンゴちゃん!
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調子はまあまぁ。でも朝から暑いです。
これほど朝から暑いのは初めてです。
少し走っていると前方に一反木綿を背負ったランナーが・・・・
今年走った萩往還の情報を集めていて知った250キロランナーに間違いありません。
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今年はたくさんのランナーに声を掛けました。



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サロマ2014(2)

一反木綿の方とは暫く併走してお話しました。
初対面でしたが萩往還つながりで。
やはりあの装備は風に弱いそうです。
萩往還の250キロが物足りないので負荷掛けているようなものですから
まぁ相当の走力の持ち主です。
毎月ウルトラ走っているらしい。
毎月ウルトラもそうですが余計な負荷なども想像出来ません。

早朝ということでいつもより気温は高いですが
今のところ走れています。この段階それほど心配はしていません。
ペースも7分を切るペースですので順調です。

やがてコースは森に入ります。
ここも日陰があるので走りやすいです。
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10キロ地点は1時間10分調度で予定通りです。
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そして森を抜けると強烈な日差しが待っていました。
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日が低いので正面からまともに日が当たります。
そして空気が澄んでいるので刺すような感じです。
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エイドでは早くも水かぶりする人多数です。
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折り返し地点です。折り返し地点のトイレで一回目の小用を足しました。
ここから太陽を背に受けます。
太陽光線はまぶしくなくなりますが、体感温度は更に上がります。
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20キロ地点。2時間17分。
ペース自体は順調です。暑いけどこの距離なら大丈夫。
しかしまだ7時です。この先の暑さと消耗は考えられません。
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わずかな木陰を頼りに走ります。
実際木陰ならそれほど辛くないです。
でもこれから先木陰は無くなります。完全に。
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エイドでは積極的に写真を撮っています。
消耗が始まるのはここからです。
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サロマ2014(3)

後ろから日を浴びることになったので後頭部から背中がとても暑いです。
FRUN手ぬぐいの出番です。
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水で濡らした手ぬぐいを被ります。
かっこわるいですが今までで一番涼しいと思います。
今回帽子はサンバイザータイプですし、蒸れないで快適です。
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エイドは早くもサバイバルぽくなりました。
今までの暑いサロマでも40キロ過ぎからなんですけどね。
とにかく暑い、暑いと感じていました。
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コースは来た道を外れます。
少しだけ日陰がある事を頼りに進みます。
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30キロ地点もキロ7分ペースを切っており予定ペース。
但し早くも疲れが出てきました。同じ負担(心拍)で走っているのですが
ここから徐々に落ちて来ています。
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最初のスペシャルエイドに着きました。
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予定通り今回はエイドで固形物を摂りません。
ポーチ、スペシャル、中間エイドのゼリーで凌ぎます。
それで胃の負担を無くして、斉藤商店で食べるというのが目標です。

確かに胃の負担が無いので走っていて気になることはありませんでした。
前日から胃腸薬の調整とかもあったと思います。
胃薬もようやく自分にあったものを見つけました。

胃腸は快調ですが、暑さによる疲労は蓄積されつつ有ります。

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サロマ2014(4)

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コースは国道に出ました。
先ほどのエイドで暑さでかなり消耗しています。
この時は今年のサロマは相当しんどい。
コースの半分つまり7時間は辛い時間を耐えるんだろうなぁと思っていました。
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ここ最近良い写真が撮れる、初スイカエイド。
美味しいスイカの写真は撮れましたが、これと言った写真は無く及第点です。
それでも他のエイドよりいい絵が撮れます。

もう何か復活の手がかりを探しています。
そんなとき、自販を目にしました。
普段なら気にする距離で無いんですけど。
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一番欲しかったコーラは売り切れ。それでもカロリーオフのコーラが手に入りました。
時間など気にせず、ここでごくごく飲み干しました。
炭酸で復活してくれよ。その気持ちですが、立っていても心拍数は少し高かった筈です。
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芭露のエイドに着きました。
ここでは補給より氷を確保しました。その氷を袋に入れ頭に載せます。
今回は帽子でかぶせられないので手ぬぐいで覆いました。
ホントに冷えます。時々首にも巻きます。
体感温度が下がったので落ち気味のラップは何とか維持しています。
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40キロ地点では、14分遅れ。この時は深刻に考えていませんでした。
考えてもそう簡単にラップは上がりません。
とにかく体を冷やして一つ先のエイドを目指すしか有りません。
ただこの時間ロスは途中小石が入ってソックスをはき直したロスと、
氷を調達していろいろ準備したロスということは認識していました。

ソックスはともかく、氷はこれからも調達します。
何せ次のエイドまで氷が持ちません。
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月見が浦に入り、サロマ湖岸を走ります。
賑やかな応援スポットな筈ですが、今年はとても少ない。
なにより知り合いの方は一人もいませんでした。
フル地点モニュメントを見つけて記念撮影。
時間ないことはまだ意識していません。
本当の貯金はまだ残っているのであまり計算はしていませんでした。
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つまりここまでは、それなりに遅いですが貯金はまだ残っている計算なのです。

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Bean
N.A.Bean
Born in August 1960
飲むために走る!
ウルトラは人生の応援歌だ
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