サロマ湖100kmウルトラマラソンへの挑戦

北海道を愛するランナー
最近は「ゆっくり長く」が目標です
観光ラン、庭めぐり、カメラン、飲みラン、ポールウォークで楽しんでいます

マラニック、ポールウォーク、ワラーチ、装備選定を記録しています。

サロマ2010完走記

サロマ2010完走記 (1) 日本一暑いレース

サロマの完走記を書かせて頂きます。
今年は至上最高の気温レースで楽しい記憶はなく
厳しく辛かった記憶しか有りません。
しかも仲間の多くも未完走で、
自分だけ完走記として書いても自分自身面白くないと言う心境です。
みんなで完走してワイワイ楽しむのが一番です。

それと完走する者と出来なかった者の差も
今回(自分として)解ったような気がします。
答えはその差は無い。準備も気力も信念も関係有りません。
ただとにかくそんな気がします。うまく説明できません。

今まではサロマは「完走が全て」だったのが
今回の経験で「そうでもない」と気づいた、解っただけです。
今回はどうやって完走したかではなく、どうして13時間走りたかったか?
そんな舞台をサロマは用意してくれたような気がします。



日本一暑いレース

今年のサロマの予報は酷暑。
受付日である前日は日本で一番暑い場所がコース上でもある北見市だった。
37℃。嘘みたいな気温。
そして大会当日も32℃の予報。
ハッキリ言って22,3℃以上は走りたくない...

過去のサロマにも30度以上が数回ある。
その時の完走率は凡そ50%
自分はどちらの側に入るか?
当然、生きている方と答えたい。

少しばかりの暑さ対策グッズを準備して
湧別に向かう。
車内はエアコンで快適だが外に出ると真夏の暑さだ。
湧別には2時少し前に到着。
いつもより駐車場が混んでいる。テントの設営場所を確保するのも大変だ。
何とかお気に入りの場所を確保。
すぐにおまちゃさんも到着。
隣の場所がまだ空いていたので設営。
どうやらこの場所は楽走、ミクラン、ねっとらん指定席になりそうだ。
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受付を済ませる。
ヨーイチさん、Ogamanさん、はやと丸さんと遭遇。
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今年も応援FAXを頂いた。
特に3月の道南のウルトラマラソンに参加した縁で
その仲間からの応援を頂き感激。
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テントに戻り明日の荷物の仕分けを済ませ前夜祭会場へ。
最近はほとんど食べるものも手に入らず時間がもったいないかなとも思うが
夕暮れ前でもあり知り合いとのんびりお話しするのも悪くないかも知れない。

少し散歩してテントに戻りビールを飲む。
まともな夕食として食べていなかったが
やっぱり仲間とおしゃべりに夢中になって飲む方優先。
となりのさとる君と意気投合して持ってきたお酒を
全部飲んでしまった。
うーん反省。予定のカップうどんを食べていつもより1時間遅く寝ることになった。
この日は部分月食。
寝る前に東の空を見たら満月に近い明るい月が
見事に月食になっていた。こんなにハッキリした月食は初めてだと思う。
今年のサロマは月食にワールドカップが特徴かな?
いや至上最高の暑いレースだろう。

午前2時20分に目覚ましが鳴る。
夕方9時に寝付いて、0時に目が覚めるまでは熟睡。
その後浅い眠りだったが、睡眠時間としてはまずます。
耳栓してからよく眠れるようになったのか
やはり慣れなのかも知れない。

テント泊の良さは移動などで時間が制約されないのが利点だが
食事と撤収の手間も掛かる。
気をつけて欲しいのはキャンプ場じゃないので炊事場があるわけではない
水を補給して湯を沸かす程度にしないと今後利用させてくれないかも知れない。
生ゴミを排水溝に捨てたりゴミを持ち帰らないのは最低な行為である。
参加人数が増えれば増えるほどこういった迷惑行為が目に余るのである。

先にテント内を片付けて、テーピングを施す。
今回もタイツを履くがそのしたに故障箇所に入念にテープを張る。
左ハム全体と右膝である。
装備が済んだら朝食の準備。

即席の鍋焼きうどんに卵を入れてコンロで沸かす。
毎度同じである。暖かい食事で消化吸収もよく、塩分も取れる。
いつもより早く撤収が終了。但しトイレは一度しか行っていない。



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サロマ2010 完走記 (2) 今年の目標

そよ風さん。ハッチさん。Akiさん。ヒラオカのゲンさん。
八雲さん、あさ-coさん。すどちゃん。
みなさん応援FAX有り難うございました。
改めて御礼申し上げます。


今年の目標

スタート前の記念撮影場所と時間を知らせて一旦解散。
荷物を預けたころにお腹の調子の波が来た。
まだ20分以上ある、いつものトイレに向かうことにした。
しかしそこもかなり並んでいた。結局10分以上待ち
先ほど約束した記念撮影には間に合わなかった。
しかし大処理は爽快。これで心置きなく走れる(笑)
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既にスタート地点に並んでいる仲間を発見したので記念撮影。
まぁ不完全だけどよいか。
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待っていてくれたYokkoと反対側の歩道寄りに陣をとる。

午前5時カウントダウンの後号砲鳴る

いつもより高ぶる気持ちが無い。

渋滞によるゆるゆるスタートがちょうど良い。
それほどちょっと体重ため。少し酒が多かったのと寝不足分だろう。
トイレの心配が無いのは気分が楽だ。
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今回の楽しみ方としてのテーマはエイドを中心に撮ろうと考えている。
特にボランティアの人とエイドを利用する選手の様子
この接点をうまく撮影できたらと思っていた。

湧別郊外を走り再び湧別の街に戻る。
顔なじみになるのではないかと言うぐらい
点在する応援する人の密度が同じだ。
しばらくは声援に応えて余裕で楽しむ。
IMG_1888


湧別を後にする、すぐに5キロ。
5キロに給水があるとは知らなかったが、ここでもコップ一杯の水を飲んだ。
ここのエイドを過ぎておまちゃさんが追いついてきた。
当然余裕。
僕にペースを確認してきた。
5キロで35分弱。ロスタイム2分を考慮すると
ちょうど良い。
「このままのペースで行きましょう!」
お互いのデジカメで撮影する。
こんな事は初めてだ。後の楽しみが増えた。
10分後にはカナパパさんが前から?やって来た!

携帯を構えてこちらを身構えている。
「やっほー!」
ってな感じで写してもらう。
カナパパさん再び前方にダッシュして撮影。
ちょっと頑張りすぎだよ!
事実彼はここで頑張りすぎた(笑)
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10キロエイドで彼らと別れた。
どうやら僕がエイドでゆっくりしすぎたようだ。
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10Km 33:26(1:08:16)

折り返しは遙か先なのに前方に先頭の選手がやって来た。
ワイナイナ選手。ダントツの先頭。
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次々と現れる実業団の選手に一応同じ選手の立場である我々は
拍手と声援を送る不思議な空間である。
腹が減ったので携帯していたソイジョイを食べる。
今のところ飲み物が無くても食べられる。
もちろんエイドの看板が見えてから食べるのだが。

15Km 33:08(1:41:24)

続いて折り返してくる走友を探す。
基本的にユニフォームの色で探す。
黄色は楽走。赤はFRUN。そして青はねっとらんである。
それ以外は相手が僕を探してくれる(笑)

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最初のトイレは折り返し後の反対側の公園。待ち時間なし。
いつもならこの辺り涼しくて気持ちが良いのだが
既に暑い。それに早くも胃の調子がよろしくない。
胃に水が溜まっているのはいつもだが胃が少し痛い。
試供品の漢方の胃薬が原因かも?

20Km 32:14(2:13:38)

お待ちかね給食エイドで写真を撮る。
IMG_1915

IMG_1917

うーん難しい。自分も選手なので時間を節約しながら
右手にカメラを持ちつつ給食するのは意外と難しいものだ。
でも面白いことは確か。

それにしても暑い。午前7時前後なのに木陰がとても嬉しい。
25Km 35:29(2:48:48)

こんなに暑くても腹は冷える。いつものタオルを腹の上に宛がう。
完全に腹が出たメタボランナーだ。
プロの撮影ポイントはフル地点とワッカなので気にしないことにした。

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サロマ2010完走記 (3) サバイバルレース

サバイバルレース

30Km 36:57(3:25:46)
ここはスペシャルエイド。
自分のスペシャルは去年と同じメダリストとソイジョイ。
去年はちびちび飲めて大成功だった。

早速ドリンクを口にする。ホットだった!
メダリストは酸味があるので目茶苦茶不味い(汗)
ソイジョイはポーチにしまい込んだ。
ほとんど飲めなかったので手にもつボトルが重い。
これならさっきのエイドで冷たい水を飲んどけば良かった。

35Km 36:22(4:02:08)
これまでのペースはまずまずである。
しかしいつもならこの位置では準備運動みたいな気持ちなのだが
今年はすでに60キロ地点辺りの消耗度を感じる。事実そうなんだと思う。
まったく余力はなく。心拍数も高く、時折口で息をしている。

35キロエイドはスイカが出る。毎年ここで初スイカ。
去年新発見のスイカ&パンの新食感は既に飲み込む元気なく
スイカを先に食べ。後からパンは水で流し込んだ。
ここで痛め止め、胃薬、塩をサプリケースから取りだし摂取した。
胃の疲労もあり、いつもより食べていない。
IMG_1922


国道に入る。ここから一般車が普通に走るので緊張感を持たなければならないのだが
緩やかな起伏といよいよ気温が上がり出し意識が朦朧としてきた。
40キロ前genさんに抜かれる。
「サバイバルだね」
そう、まさに生き残りレース。
でも勝者は生き残った方であって完走した方ではない。
それが今日のレースである。

40Km 38:03(4:40:12)
ラップは早くも落ちてきた。どこまで落ちるのか?落ちてもキロ7分程度で無いとやばい。
そうはいってもこんな時は成り行きに任せるだけ、無理してペースを維持しても却って消耗を早めるだけなのである。
いよいよ今年は完走は無理かもと考えるようになった。

芭路地区に入った。
あれ?いつもの被り物の応援する人が居ないぞ!
この暑さだから休憩かな?
回りを探したが居なかった。
エイドでスイカと飲み物だけ採って出発。すでに食べる食欲はない。
いや食べる意欲がないと言った方が正しい。
ここは撮影ポイントだがカメラを出す元気もない。
従ってエイドの模様も撮れない。ここのエイドは賑やかで当初から少し時間をかけて撮ろうとおもったが時間も無い。

フル地点に到着。
調度5時間だったと思う。決して悪いタイムではない。
問題は余裕が全くなく消耗している点だ。
気温はどんどん上がっているのが分かる。
しかも途中の給水ポイントでついにポリバケツが空にになっていた。
ハッキリ言って危険である。

TANさんを発見。ここでリタイヤするそうだ。
そうだそのとおり、大人の判断だと思う。
リタイヤするなら早いほうが良いに決まっている。
自分もその心の準備と時間計算を始めた。

次の給水ポイントが待ち遠しい。
給水ポイントでは頭からの水かぶりをする。
足を広げ靴が濡れないようにして被る。
ここでの給水は順番待ちだった。しかも10人近くも。
ここはパスすることにした。
IMG_1925


その代わり写真を納める。すでに力なくうなだれた選手も多数。
IMG_1926


これよりカメラを取り出す気力も無くなった。
でもそれは完走するための僅かなエネルギーを使いたくないための判断だ。
気温はますます上がってきた様だ。
正午までには充分時間があるのに・・・

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サロマ2010 完走記 (4) 無力な自分

無力な自分

上りに入った。
心拍数が上がりだしたので、歩くことにした。
完走するための歩きではない、危険信号を察したので歩くことにした。
歩くと楽だ!
これで完走出来るならまだ頑張れるんだけど...
下りになってまた走る。

45Km 40:14(5:20:20)

エイドでは水をガンガン飲んだ。といっても大盛り3杯が限界だが。
吐きそうになっても飲むことにした。
それと水被りはシューズ以外の全身に浴びた。
それでも走り始めると数分で蒸し風呂状態になる。

腹は冷えているのだがあまり気にならない。
お腹に宛がっていたタオルが水浸しになっていたのに気づき取り出す。

水補給が多いので塩分を補給しなければならないのだが
ポーチから取り出す元気もなくしばらくそのままだった。

50Km 40:00(6:00:27)
この間の10キロは80分消費している。
60キロ関門は7時間35分だが中間エイドがある。
大丈夫とは言えない。しかもまだ午前である。まだまだ気温は上がるぞ。
これ以上の気温上昇は無理だ。呼吸も苦しくなるし当然ラップも落ちるだろう。

上り坂、歩いてそう考えていた。
55キロで止めよう。
止める理由を考えていた。
命が大事。それにしよう!
怪我が再発すればそれも悪くない。運が悪かったことにして・・・

気がかりは先行しているYokkoがまだ頑張っていること。
もう一つは初サロマのおまちゃさんも何とかしてあげたい。

上り坂でOgamanさん発見。横に並ぶ。
彼と会うときはいつも無言。お互い声を出す元気もない。
でも諦めムードとその言葉を出すのは止めた
最後まで分からないのがウルトラだ。
そう思って例え計算で間に合わなくても
前へ進んでいるのだ。

奇跡を信じて、未知の能力を信じて、運を信じて

DSCF0005

(横断幕まで暑そう;;今年の受付会場入り口横)

諦めのエイド

最終目的地の緑館に着いた。荷物受け取りより先に建物に入る。
最初にトイレ。大は並んでいた。小はすんなり済ませた。
初めてここの建物に入った。中は涼しくて気持ち良い♪

その涼しい通路で数人の選手が寝込んでいるのを見た。
ここに入るとまだ頑張るという固い意志があっても折れてしまいそう。
それほどここの涼しさは魅力的だった。
自分は止める気だったのでぶらぶらと自販機を探し炭酸飲料を買った。
サロマで初めて買い物をした。

このお金の目的は78キロ辺りのホタテパイを食べるつもりだったのに...
いつもそうだが止めた直後は何故が飲み物がすんなり入る。
ごくごくと一缶すっきり飲めた。さわやかな炭酸と言うこともありとてもすっきりした。
飲み終えてほっとして正面を見ると大きな壁時計が掛かっていた。

で、どうなんだい?

腕時計のラップを見る。次の60キロ関門まで50分ほどある。
残り6キロ弱としてこのところのラップキロ8分だと都合48分でぎりぎりだ。
しかも荷物も補給も何もしていないのだ。
いや60キロをぎりぎりの貯金無しで通過しても次の70キロ関門は
キロ7分で走りきらなければならない。
8分が今の能力なのにそこから先は7分で走れるのか?
やっぱり無理だろうなあ・・・

しかし少し体がリラックスできたのだろう、
休憩と言ってもしっかり立って休んでいる。
ふふっ俺のウルトラも決して軟弱でもないな・・

行けるところまで行くか?どうせダメでもあと5,6キロだし。
最終章をほんの少し先に伸ばすことにした。
建物をでて荷物を受け取る。荷物はそのままゴール行きに渡した。
すぐ止めるので無理して給食もする必要はない。
とりあえずゼリーだけ口に絞り込んでそのままコースに復帰した。

いや、コース手前に冷たい氷があったので
氷の前でうろちょろ・・・。小さな氷を探したが無かったのでやむなくスタート。

いつもならここからウルトラの世界。いつもの儀式の
音楽を聴き始めるが、そんな元気もやる気もない。
早くレースが終わって欲しい。気持ちもコースもだらだらとした走りだった。

55Km 49:23(6:49:50)

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サロマ2010 完走記 (5) 風が吹いてる

風が吹いてる

もしもこのまま完走出来る可能性があるとしたら、体感的に涼しくなることぐらいだろう。
逆にわずかある薄曇りがなくなってカンカン照りならそこでジ・エンドだ。

サロマの答えはどうなんだ?俺は完走出来るのか?いや完走させたいのか?
他人事の様に僕はそうサロマに問うた。
不思議に風がほんの少し出てきた。いや感じたのかも知れない。
でもちょっとの風で随分暑さを忘れさせてくれる。
木陰からの風なのか湖からの風なのかとにかくちょっとだけ風を感じた。

このまま予報が変わって涼しくなるかも知れない。
僕はそんな可能性というか希望を持って走ることにした。
もしかしたらこれから涼しくなるかも知れない・・・

60キロを通過した。
関門12分30秒前。
60Km 32:40(7:22:30)

最初にかぶり水をたっぷり。エイドでたくさん水を飲んだ。しかし食べることはしなかった。
かぶり水が恋しく戻ってもう一度かぶり水を掛けた。

エイドを出た後は歩いた。
歩くならそれほど苦にならない。しかし時間は貯金はどんどん減っていく。
それでも走らない。
後ろからツイッターで僕を知ったというランナーが声を掛けてくれた。
しかし彼も暑くてもうだめだと言っていた。
僕も頷く。


日射は強く風もない。無情のサロマが左手に見える。


サロマは波一つ立てず何も語らない・・・
力なく下を向いた。シューズ裏にガムテープが張り付いている。
ただでさえ摺り足走法なのにお陰で僕の足音はじゃーり、じゃりといった感じ。
早く剥がせばよいものの屈む体力と余計な動作で痙りはしないかとそのままにした。
そのうち剥がれてくれるだろうと・・・
何とも無気力。
結局このガムテープ君(笑)はワッカまで一緒だった。

ほんの少し走っても見たが結局歩いた。
コースは再び陸に向かい上りでもあった。
上りは歩く作戦。そんな作戦は最初から無いが歩くことしかできなかった。

IMG_0534

(写真は2008年の61キロ手前)

61.5キロ地点にみっちぃさんとちかたんを発見。
多分最後尾の僕を待っていてくれたのかな?
嬉しいけど、もう頑張れそうもない・・・

ちかたん
「奥さんは?」
「先にいると思うけど〜」

そうだ、Yokkoもまだ頑張っているはずだ。
俺が先にリタイヤじゃしゃれにならないぞ!
これでテンションが上がったわけではないが
僕はここから走り始めた。

60キロからの2キロで22分20秒も消費している。
ここから70キロ関門まで残り1時間。
キロ7分で走らないと間に合わない。
今までのペースだと届かないかも知れない。

調度コースも下りになり風を感じた。
正面にサロマが見える。

サロマの風だ。
この風に僕の希望を掛けた。


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Bean
N.A.Bean
Born in August 1960
飲むために走る!
ウルトラは人生の応援歌だ
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