サロマ湖100kmウルトラマラソンへの挑戦

北海道を愛するランナー
最近は「ゆっくり長く」が目標です
観光ラン、庭めぐり、カメラン、飲みラン、ポールウォークで楽しんでいます

マラニック、ポールウォーク、ワラーチ、装備選定を記録しています。

北海道マラソン

北海道マラソン2009完走記(10)

ベストラン

いよいよ北大構内に入る。
構内は木陰が多く一番走りやすいところだ。
元々タイムは気にしないで挑んだので楽しむ予定だった。お楽しみコース。

それが楽しむ余裕のない逃げのレースに成ってしまった。
ジャズバンドは演奏の合間で音無し(泣)

ここでsibaさんと遭遇
「あれ?調子いいの?」
コース前半で会ったときの言葉「調子悪いの?」から大きな裏切りである。
とても気持ち良い^^

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北海道マラソン2009完走記(9)

その時が来た

琴似栄町通に入った。
気持ちはもう一段ギアを上げたつもりだ。
いよいよほんとうの未知の世界。
過去道マラ最長地点とその場所を越えたのだ。

気持ちはしっかりしているつもり
だが意識がすこし切れ切れになってきた。
感覚がない。レース中時々ある

「帽子かぶっているかな?」

手で確認する。あった!

「パンツ脱げてないかな?」

下を向いた。履いていた(笑)

北海道マラソン。調子が良くても悪くても
いつもゴールシーンをイメージしていた。
大通りに入る。長く続く木陰と大きな声援。
そして大ギャラリーの中を右に折れ駅前通を走る。
関門はない、歓喜のロードが約束されている。
充分楽しんで中島公園にはいりゴール。
そしてメダルをかけて貰う。
子供のように少し自慢した顔で会場をぶらぶら歩く。
小さいが鈍い銀色をしたメダルが輝いている・・・

ギアチェンジしたのは良いがガソリンが枯れつつある。
そうだ!最後のソイジョイが有る。
この時の為に残しておいたソイジョイの欠片。
今その時が来たのだ。
大事にポーチから取り出し、半分になったソイジョイを
手で割りひとかけら口に入れる。
水が無くても何とか飲み込める。
残りも口に入れる。

みるみる力は沸いてきたわけではないが
やることは全てやった、後は気持ちのみ。
ほんの少し速度が上がった。

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北海道マラソン2009完走記(8)

ギアチェンジ

追分け通りにさしかかる。
「ねっとらんがんばれ」
誰だか知らないが、ご指名いただき「ありがとう」

「コーラ飲みますか?」
とリアクションがあったが、お礼だけ言って過ぎ去る。

ねっとらん仲間とは関係ない人だと思うがうれしいやりとりだ。
過ぎ去った後もしばらくその余韻でがんばれる。

去年まで走っていた追分け通りを通過する。
去年のその場所30キロ地点では意識朦朧で「もう捕まえてください」と、
燃えかすほどの闘志「まだ力が残っているのなら逃げたい」
両方の心理では前者のほうが勝っていた。

そして32キロ地点で逮捕されたのだ。
しかしその瞬間の心理状況は
「助かった!もう走らなくて良い」
それが正しいだろう。

意識は正常。足の疲れはまだ無い。ギアはまだありそう。
この辺り淡々と気持ち良く走っていたのだった。

その時左手に女性同士の会話が聞こえる。
「・・・トン子です」
「ん?」
振り向くとライバル、トン子さんだった。

会話中だったので振り向きざま、手だけで挨拶する。
「お先に〜♪」
「でも追わないでね(汗)」
と声は出さず、心の中で叫んだ。

すぐ前にはHITOMIさん。
そして歩道にヨーイチさん。

3段ロケットが一度に点火したようなモチベーションアップ。
気分良く、ギアチェンジをした。
いや、逃げた!

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北海道マラソン2009完走記(7)

仲間達とのエール

最初に発見したのは同じ水色シャツのおさのさん。パパローさん。
ねっとらん部隊の切り込み隊長だ。
(そう言い方にすると最後尾は大御所となるなぁ)
続いてビックマンさん。スタート地点一緒だった。快調そうだ。

25km 2:11:47(25:13)

と、突然大きな声で僕を呼ぶ声。
どこだ?、だれだ?
NO.71さんだ。
元気はつらつの声のお陰で元気をもらえた。
もちろん僕自身、後半の元気は取ってあるつもりだ。
最後まで使えないことも良くある(苦笑)

続いてkanapapaさん。そしておまちゃさん。
みんな先行している。しかも1キロ以上。

この辺りは対岸の住宅街である前田団地はすぐ近くなのだが
近くに橋がない。なのでギャラリーはほんの少しかと思ったら
たくさんの人がいた。
ぽつりぽつりとでなく、ほぼ切れ目無く見かけた。
有りがたいことである。

長いと思った新川通の折り返し点にさしかかる。
折り返した後は、歩道寄りを走ることにした。
今日の新川通は風がない。
いつもは必ず風があり、しかも強く吹く事が多い。
向かい風の時は風の抵抗を感じ
追い風の時はものすごく暑く感じてしまうやっかいな新川の風。
この日に限ってほぼ無風といえるだろう。

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北海道マラソン2009完走記(6)

新コースはどうだ

車道を走る新川通は新鮮だった。
高速道路を走るような優越感に加えて老若男女一杯の声援付きという感じだ。
それに空が広い。

コース案内の時は退屈なので左の手稲山を時々見てくださいと紹介したが
全く退屈でない、爽快感と充実感で一杯なのだ。
僕は思わず新しくなったこのコース設定に感謝した。

もっとも灼熱だったらこの風景は地獄絵図と感じたかも知れない。

気持ち良く走っていたら左手の歩道にヨーイチさんが見えた。
久しぶりに見たヨーイチさんは元気そうだった。

ハイタッチして
「完走しますよ!」
と、初めて言葉に出して完走を誓った。

20キロ地点通過。
1:46:34(25:10)
ここもタイムは見ていない。
25分前半のタイムでかなり早い。とてもゴールまで持つペースとは思えない。
なのだが取り越し苦労というもののだ。時計を見ないお陰でそんなこと考えなくてすんだ。

次はsibaさんを発見。
今回彼は応援隊に回っている。
何を言われるやら???
「あれ?調子悪いの?」
と、驚いた様子だった。
返す言葉を用意していたのに、笑顔だけになってしまった。

「俺って調子悪い??」と自問。
おかしいなぁ、調子は良いはずだ。タイムも悪くないし疲れもない。
そうか!回りの走友も早いからだな。
確かにあれからだれも追い抜いて無いしね。

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Bean
N.A.Bean
Born in August 1960
飲むために走る!
ウルトラは人生の応援歌だ
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