レース前日サロマの受付は前日の夕方までである。自宅から約270キロ。約6時間必要だ。
妻と一緒に早朝5時
に起きて、妻は留守番する子供達に残す食事の準備。自分は車に荷物を積み込む。車中泊、テント泊両方出来るよう用意した。洞爺の反省を学習して、昨晩から多めに炭水化物を取っている。それと枝豆。普通の人は豆は遠慮した方が良いが、普段からおなかが緩い自分にとっては最適な食材である。
予定より30分遅れの8時30分に自宅を出発する。
275号線で深川まで北上する。車の流れは順調。途中道の駅でトイレ休憩すると、ジャージ姿の人を発見。「サロマ?」なんて思ってしまう。
車中で赤飯のおにぎりを補給。餅米なので食べやすい、こんな時はベストな食べ物だ。
妹背牛町のスーパーで餅とバナナを購入。
やがて12号線に入り旭川を通過。その先の当麻の道の駅で「スイカソフトクリーム」を購入。ここによるときの楽しみである。
ここで妻に運転を代わり、一路湧別を目指す。後ろの席で少し横になってみたが、興奮していて寝る事ができない。それより、大きな深呼吸をたびたびしてしまい、妻に「やめてよー緊張が移る」と言われてしまう。
遠軽の「クスリのツルハ」に寄って、ガスター10を探してみる。ガスター10は胃酸の出を少なくするクスリで、ランナーが走る事によって、自分の胃酸で胃壁がダメージを受けるのを防ぐ役割が有るらしい。
ウルトラをリタイヤする原因の中に、走力不足の次に胃腸の調子が悪くなって嘔吐するというのが書いてあった。
が、置いてない様だ。一度も使った事の無いクスリを本番で使うのも不安であったが、今回は使うなという事だと思い店を後にした。
2時30分湧別到着。先に帰りのガソリンを補給しておく。湧別は2度来ているので土地勘は有る。しかし市街地にはジャージ姿のランナーがたくさん!
まずは宿泊地を決めなければならない、スタート地点目の前の駐車場がまだ空いていた。目の前の芝生にはテントがたくさん。ここに決める事にした。
実は翌朝のトイレの事を考えて、絶対空いているトイレの目処をつけたかったのであるがテントを設営できるところは、この辺りしかないのですんなりここにした。
先にテントを設営して、荷物を運ぶ。持ってきたテントは、1分で設営出来るというロゴスクイックドーム。設営はテントだけなので、中に寝袋を敷いて作業完了。
受付に行ってみる。
会場前の広場はランナーズブースなどのお店、地元漁協の出店で賑やかだ。大きな大会の雰囲気で最高だ。それにしても選手同士の交歓会というのか、久しぶりに再開しているシーンをよく見かける。
会場に入る、番号毎の列に並び、受付を済ませる。
体育館の壁に
会場を出ると小雨が降っていた。
テントに戻り先ほどもらった冊子を読んで一息。「そうだ、早めにアルコールを飲んでおけば翌朝は影響ないぞ!」と思い、早速
缶ビールを空ける。続けて缶チューハイ。他のテント周辺の人もバーべーキューグリルを囲んでかなりの宴会
状態。「ほんとにこの人達明日100キロ走るの?」と、こちらが心配するぐらいだ。
まもなく前夜祭の時間だ。前夜祭は別の敷地のコンサートホールのような会場で行われる。そのメーン会場は既に満杯。入り口近くのホールにも用意されていたのでそこを確保。メーン会場の乾杯より前に、こちらは既に宴会がスタートした。洞爺と違って料理は豪華、ウニ、ホタテまである。ご飯、パスタ、すり身の揚げ物、サラダと至れり尽くせり。ただしこれだけの人数だ、まもなく料理はなくなる。夕食としては期待していなかったが、充分取る事が出来た。
会場を後にして、周辺を少し散歩してみる。
空気の澄んだ湧別の街は静かだ。明日は間違いなく
。気温も上がりそうだ。テントサイトに戻ると、前夜祭会場が移ったように賑々しい。ハッキリって団体さんの宴会には閉口してしまう。テントなので防音性は皆無だ。
テントで最後のビールを飲み終わると、すこしお腹がすいているので、持ってきたカップうどんを食べる。これで満足

ここ3日間早起きだったので、睡魔がやってきた。このときとばかり、寝袋に入りすんなり寝入る事が出来た。このとき午後8時。
1時間半程で目が覚めてしまった。
隣はまだ宴会中。まったく「何しに来たの?」と思ってしまう。
それでも午後10時には解散した模様だ。我々もまた眠りにつく事が出来た。
午前2時。
携帯にセットした目覚ましが鳴る。我が家の目覚ましのせいなのか、みんな2時にセットしたのか、ごそごそと周りの人たちも起き始める。深夜の2時なのにトイレが混むという現象。
実はマラソンの車中泊は3度目であるが、最低三時間以上前に起きないと、体調が安定しない事が分かっていた。それに早めに食事を済ませて、トイレが込む前にすっきりさせたかった。
朝食は前日スーパーで購入できた鍋焼きうどん。それに卵を入れる。私は、なるべく温かい食事を取る主義。
今回のメニューも成功といえる。後はカステラを一つ。
そして胃薬とCoQ10。
これでスタート前の食事は万全だ。
ここでトイレに行ってみる。まだ混んでない。一回目の作業は終了。
テントに戻り、ユニフォームに着替える。
スタート時の格好はモンベルのグレーのロングスリーブシャツとその上にアディダスの紺のランシャツ。
下がワコールの黒のCWXとニューバランスの紺のランパン。帽子は白のナイキ。
モンベルのステンレスメッシュスクリーン
ソックスはナイキ、シューズはアシックスのフリークスとアスリートクラブの中敷き。
モンベルのウエストポーチ、モンベルの高機能タオル
ポーチの中身はテッシュ、薬、カットバン、テーピング、お金、車の鍵そしてiPod。
中間点とゴール地点に預ける袋の中身を最終点検する。
そして、最後のトイレタイムに出かける。しかしこのときはもうどこも人が並んでいた。あんまり急いでないが時間がもったいないので、気楽にどこか空いているところを探す。たまたまだが、ある場所のトイレが空いていたので、そこですっきり済ませることが出来た。
テントの撤収を行う。帰ってきたときは暗いし何よりも片づける体力は無いかも知れない。月曜朝までには帰ってやらねば学校に出かける子供たちに悪い。
30分前となった。荷物をブースに預ける。
そこでogamanさんに遭遇。レースペースなどすこし話をした。
そのまま楽走軍団の集団に入った。そこでogamanさんが、
「ニコちゃんマークありますか?」
前回このブログで用意する事を伝えてあった。ちょうどウエストポーチにたくさんあったので、
「どうぞ使ってください」と、皆さんに渡す。
小さなシールなのでどこでも貼れる。
挨拶もさせていただいた。としちんさん、sibaさんだ。sibaさんは去年の合同ランで顔は知っていた。
まもなくスタート時間。われわれはスタートコースの路上にいない。ちょうど待っている選手全体の中間の横あたりの広場だ。いわゆる横入り待ち状態。周りも全然気にしないこのアバウトな雰囲気が長丁場で堅いこと言うな!ってな感じでとてもリラックス出来る。
天気は濃い靄がかかり、少し幻想的な雰囲気でスタートとなる。間違いなく暑くなりそうだ。
やがて正確な時刻である午前5時に号砲
がなる。








