サロマ湖100kmウルトラマラソンへの挑戦

北海道を愛するランナー
最近は「ゆっくり長く」が目標です
観光ラン、庭めぐり、カメラン、飲みラン、ポールウォークで楽しんでいます

マラニック、ポールウォーク、ワラーチ、装備選定を記録しています。

サロマ2008完走記

サロマ2008(その1)

第一章 思いがけない出来事

スタート地点に着いたのは2分前。
今回は自分のせいだ。
最後の大タイムで大幅に待たされ5分前に戻ってきた。
車の前に10分以上Yokkoに待たせてしまった。
「すまん」

会場では、
誰にも会うことは出来なかった。
とりあえず目の前の人に我々二人を撮ってもらった。

今日の天気は「くもり」
湧別は霧雨だ。

今回初めて用意したゴミ袋をかぶっていた。
それ以外は上はランシャツ、ロングシャツ。
下はランパンの上にロングタイツ。
そしてウエストポーチ。
モンベルの帽子にモンベルタオルだ。
ほぼ、サロマスタイルは固定しつつある。

いつもと違うのは、タイツの下に
『テーピング』
通っている整骨院のK先生の施しである。

(午前4時に遡る)
前日夕方湧別に着いたK先生は、私たちの寝る時間を知っているので
あえて連絡せず、会場の駐車場で車中泊し、早朝にメールを出すお気遣い。

土地勘が有るという先生ですが、メールの返答ですぐに
テントの前でお会いできた。
テント
先生の当日の朝に張ってあげるという
これ以上無い心の通ったサポート。
朝4時にテントの中で夫婦二人共々張って頂く。
普通あり得ない事です。

スタート前の慌ただしさで、十分なお礼をする事も出来ず。
別れ際に、「Beanちゃん。ベスト更新だぞ!」のエールに

「はい、でも最終関門の30分前から待って頂いて大丈夫です。」
「今年もギリギリですから。」
「周りの選手のゴールも感動しますから、是非みて下さい。」


「あいよ。じゃぁ。奥さんも頑張って下さい!」

『先生のこの心意気は、無駄にしてはいけない。』そう思い、先生を見送りました。

サロマは全力を出し切らないと、完走は出来ない。
改めてそう思い、そう心に刻んだ。
ちょっとスタート前から気分は興奮してしまっている。
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サロマ2008(その2)

第二章 今年のテーマ

スタート場所は反対側の歩道で構えることにした。
ちょっと高いので撮影には好都合だ。
スタートのシーンは
デジカメで「動画」を撮ることにした。
そうです、今年のテーマと言うか自分に課した目標は全区間撮影することです。
去年は55キロ過ぎから、全く撮影しませんでした。
その時は、すこしでも余分な力を使うと「完走は無理」と、そう思ったのです。
実際、最後の1キロは歩くより遅い走りでした。

スタート位置に構えるとカウントダウンが始まりました。
サロマ2008のスタートです。

サロマ2008スタート

ロスタイムは2分弱。
最初はとにかく気負わずが基本。
むしろ水たまりに気をつける方が肝心。
(1K)8:15
スタート後の選手達

(2K)6:52
Kuriさん、Sibaさん、こまっちさんと
つぎつぎと会う。
「余裕のある顔を撮っておいてあげましょう!」
と記念撮影。
こまっちさんには、自分も撮ってもらう。
スタート直後自分
少しずつだが走友の皆さんとは遅れているので
調子は悪いのかもしれない。

(3K)6:18


(4K)6:20
湧別を後にする。
コースは単調な直線になる。
しばらくは調子を整え、体調をみる機会だ。

5キロの看板を見逃した。
前半はここからは5キロごと、後半は1キロごとに
距離表示がある。位置もほぼ正確だと思われる。

田園地帯を抜け、新緑の樹林帯を抜けると、
右手にサロマ湖が見える。
ここからみるサロマ湖はいつも鈍い色をしている。

折り返してくる選手がやってきた。
有名選手の顔も少しずつ覚えてきた自分だが、
すぐ後ろで走っている
U○Cのベテラン女性ランナーの解説が凄すぎ!

とにかく彼女たちの走り、おしゃべりは最後まで圧倒される。

今年は全体のペースも10〜20秒程度速い。
折り返してくる集団も結構だんご状態で
走友を発見するのも難しい。

そんな中、Kanapapaを直前に発見!
何とかハイタッチしてエールを交歓。
集中して走っていた彼も驚いていた様子だ。
初サロマ頑張ってね!
でも、キロ5:30ペースじゃないの?大丈夫かな?


(10K)37:33(1:05:20)
10キロ通過。ほぼ予定通り。
今日の予定は、いつもより5分程度早い10キロ1時間5分の予定。
休憩を入れてこのタイムなのでまずます。
しかし今年は基本的に1人ランのマイペースなので
ラップは気にしないで、成り行きを基本にする事にした。
最低ラインの10キロ、1時間10分を越えなければ良しとした。

気分的には、いつもの様に走り、
5キロごとに水分をゆっくり取り
ストレッチをして走り出す。

(11K)8:08
(折返) (1:37:07)
折り返し1
(15K) 39:41 (1:53:10)
天気は霧雨模様のまま。まもなく雨は上がりそうだ。
着ているゴミ袋の調子がとても良い。
少し蒸れる程度で寒さを感じない。
まだ気温が低いのだろう。ちょうど良い感じだ。
風が少しあるので、被っていないと寒いだろう。

(20K) 15:29 (2:08:39)
ここで小タイム
20キロ

(25K) 33:00 (2:41:39)
25キロ過ぎ、最初の楽走応援隊だ!
待ってました!
元気いっぱいに声援に応える。
楽走25キロ

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サロマ2008(その3)

第三章 いろいろな出来事

(30K) 32:19 (3:13:59)
30キロ地点
関門を過ぎたところで、
後ろから
「Beanさんだ」
の声。後で分かったのだが、
直前のJogNoteで知り合った、ニャーママさん。
ニューヨークからのエントリーだ。
少しずつ走友が増えるうれしさと、
レース中にお話しも出来るのはサロマのペースならではだろう。

ニャーママさんとはラップは自分の方が少し早いのだが、
途中途中で撮影して走り出すと
ちょうどニャーママさんと一緒になる。
結局彼女とは90キロ過ぎまで全く同じペースを取ることになる。

(閑話休題 Yokko後日談)
国道に入り、若い男性ランナーを迎える、その友人二人。
そこに、そのランナーが倒れ込む様に到着し、へたり込む。

ランナー
「もうだめだ、もう走れない」

友人その1
「あと、どれくらい走れる?」


ランナー
「2m・・・」



友人その2
「すくなっっ」


この辺りでゴミ袋を脱いだかもしれない。

35キロエイド
(35K) 33:04 (3:47:04)
ここのエイドでスイカが食べられる。
すでに学習済み。
今年のスイカは甘かった!

毎年ここを過ぎる頃に胃の内容物がごろごろする。
水分がうまく吸収出来ていない状況だ。
今年もやはり現れたが、いつもよりつらさはなかった。
経験と学習のおかげか?
自分なりにざっと述べると、
・スポーツドリンクばかり取らない。
・吸収が良いのは水。
・梅干しは一度に一つまで。
・前半は無理してまで水分を多く取らない。
・お腹を冷やさない様タオルを前にする

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サロマ2008(その4)

第4章 楽しいひととき

(40K) 33:32 (4:20:37)
芭露芭露で毎年寄るトイレで小休憩。
1分少々の消費。
芭露キャラ芭露エイド
エイド前で観衆の人に写真を撮ってもらう。
芭露の自分
(偶然sibaさんが写っている)
エイドを後にすると、すぐにsibaさんと遭遇。
40キロ地点
ペースが一緒なので並走する。
久しぶりのおしゃべりで楽しい。
というか、サロマでこんなおしゃべりしたことは初めてでないだろうか?

途中。
「kanapapaみた?」
と、聞いてみると。
「ちょっと早いよね。後で大変だよ。ウフフ」
と、いつものsiba調。


フル地点
(フル) (4:33:42)
フル地点のモニュメントがあるのを知っているので
探して二人で記念撮影をする。
前の人の撮影が終わるのを待って、1人ずつ撮影。
こんな余裕は過去には無かった。
前二回はちょうど5時間前後に通過だ。
前二回も計算通りなので焦っては居ないが、『遊べる時間がある』というのは大きい。
45キロ地点
(45K) 39:55 (4:50:33)
あまりにも調子が良くラップが上がりすぎる。
sibaさんが
「ラップを少し落とすよ」
と言ってきたところで
「自分もそうするつもりです」
といって、
5キロごとにするストレッチのために立ち止まり、
sibaさんとの並走はここで無くなった。

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サロマ2008(その5)

第5章 いよいよ後半

)50キロ地点
(50K) 31:51 (5:22:24)
半分過ぎた。いつもなら気分は
「これから、はじまり」の意気込みだが、
実際の体力は80%は消費しているのが事実だろう。

しかし今年は、調子はむしろこの辺りから良くなった。
前半の30キロまでは体が重く、気持ちもあまり乗りが良くなかった。
先週の仕事の疲れと睡眠不足の影響かな?とも思っていた。
しかし、疲れを覚え始める30キロ過ぎから調子が出てきた。

まじめに、ここからあと100キロ走れるかも?
これからフルのベスト更新に挑めるかも?
そんな充足感が有った。
心配な膝の痛みは時々やってくるが、痛いと感じるまでは行かない。
走る神経に脅かすほどではない。
これもテーピングのおかげだろう。そんな安心感も大事だ。

(51K) 6:40 (5:29:05)
いよいよ、後半戦
距離表示も1キロごとになる。
長い長い、カウントダウンの始まりだ。

自分は、今年の洞爺で成功した、
『あと、??キロしか走れないの〜と、つぶやく作戦』
を実行することにした。
と、言うよりも自然にそう出てきた。
もしかしたら、これが自分の好調のシグナルかもしれない。


(52K) 8:03 (5:37:08)
(53K) 6:00 (5:43:08)
そうそう、毎年、この地名を見ると
例の消費者金融の社名と一瞬間違える。
他の完走記にもあるので、自分だけではないことに安堵感を覚える。
皆さんも写真を見てどう思いました?
冨富士


(54K) 6:17 (5:49:25)

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Bean
N.A.Bean
Born in August 1960
飲むために走る!
ウルトラは人生の応援歌だ
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