サロマ湖100kmウルトラマラソンへの挑戦

北海道を愛するランナー
最近は「ゆっくり長く」が目標です
観光ラン、庭めぐり、カメラン、飲みラン、ポールウォークで楽しんでいます

マラニック、ポールウォーク、ワラーチ、装備選定を記録しています。

完走記

2025橘湾岸スーパーマラニックW276

4年連続の挑戦です。
276キロ。一度も完走していません。
完走が見えるところまでたどり着きません。
萩往還だと宗頭と言われているけど、W276だと、230キロ地点の島原城か?
それとも203キロ原城か?
s-IMG_2832
3回分のレースウェアと補給食を準備して、ドロップパックごとに袋にまとめます。
今回あらためたのは、帽子をハット型にして日よけ対策。
ウィンドジャケットをXLサイズの防水兼用ジャケットに。
シューズをゲルニンバス。
他にランパン。ポールはなし。
装備面は充実、とても足りないのが走力面。
レース後に感じたのは筋持久力と筋力かな、筋トレでは不十分
長距離錬が一番大事。それと歩く練習も。
s-IMG_2835

前日の博多駅の昼食。
今回もうどんだが、バスセンタービルの人気店に行ってみた。
このビル昼のみもあるので行きと帰りの用事がここで済むw

リレーかもめで長崎に到着。受付後いつものスーパーで夕食の買い出し。
s-IMG_2836
弁当と総菜と
ビールと酒でマイペース。
10時就寝。
5時半起床。まぁまぁ眠れた。
朝食はおにぎり一個とした。おなかの調子は良好。
s-IMG_2837
スタート会場はまだ暗いがスタートの7時に明るくなっている。
s-IMG_2842
初日のいで立ちはこんな感じ。荷物は最小にしたつもり。
予備の電池とエマージェンシーシートを排除した。
気負いもなく7時の部スタート。
稲佐山へは直登階段が複数、登山道もありどこを通ってもよいルール。
今回は最短距離である直登階段と登山道すべてを選択した。
s-IMG_2843
登山道は軟弱路なので足をくじく可能性大有りである。次回は直登階段も登山道も使わないと決めた。
s-IMG_2845

最初のCP稲佐山。
s-IMG_2848
今のところ曇りで、半日は負担なく走れそうだ。
橘湾岸は過去何れも快晴であった。
s-IMG_2854
稲佐山を降りて最初の補給はおにぎり一個。予定通り。
時々歩きを混ぜてよいペースだ。だが7時スタート組のボリュームゾーンはかなり先を行っている。
前後の選手はほとんど見えない。
s-IMG_2857

25キロのあぐりの丘エイド。
最初の給食エイド。ここでソックスを脱いでクリームを塗った。
このあとも給食エイドごとに中休憩とぬりぬりを済ます予定。
s-IMG_2861
エイドを出て海岸線に下ったところに人気かまぼこやがある。
前回初めて食べてその味に感動。ここに来た時の楽しみが増えた。

先ほどの下りを早歩きで過ごしたのだが、結構脚に負担を感じた。
足底によるクッション、履きこなせてないニューシューズ、なにより練習不足の脚。
更にひざ痛と腰痛、過去の故障個所のオンパレードには参る。
下りは普通の歩く速度にすべきであった。
s-IMG_2862

とはいえ、半分歩きのマイペースは気温も低いこともあって快調ではある。
30キロ以上の練習は全然できなかったけど女神大橋の45キロでも疲労は感じていない。

女神大橋エイドでも予定通りメンテナンスと10分程度の休憩をしてリスタート。
ここはうどんエイド。今回は暖かいうどん。
s-IMG_2867
しばらく淡々と足を進める。この辺りも小休憩でもしない限り選手が前後しない。
自分のペースも予定より30分以上早いのだが。
s-IMG_2868

二度目の外食はコーラとはちみつホットサンド。次回もこれにする。

s-IMG_2872
60キロ以下宿。ここは小休憩して次の恐竜体育館を目指す。
恐竜体育館で給食後、夜間装備をザックから出して装着する。
もうすぐ日の入、外は急に寒くなってきた。
手袋とWBの調整で大丈夫なはずだ。
s-IMG_2876

権現山入る所で日没。去年は真っ暗だったのでそれだけでも気分が良い。
ペースが良いので無理して走らない。
歩きも相当良いペースだ。走る練習の往路で走れなく歩く練習をした成果であろう。
自分にとっては生命線かもしれない。
次の難所樺島灯台に向かう。
橋を渡り草ぼうぼうの歩道の下りで大きく躓いた。
落石と思われる大きな石に躓き右足先端を強打した。
ぶつかるまで何も見えなかったのですごい衝撃、その後転ばなかっただけでも良しとしたいが、
親指がじんじんする。爪の周りがうっ血しているのが想像できる。
足を踏み込む動きができない。ゆっくり目の歩行で樺島公民館を目指す。
s-IMG_2879

いつもなら樺島灯台が先なのだが、直前に道路工事で閉鎖となりう回路が設定されたため
先にこちらのエイド立ち寄りとなった。
カレーを食べた後ここは大休憩の予定だが、横になりたいほどの疲労はない、
それと仮眠したくもない。よって足を延ばして20分程度の休憩とした。
その時にソックス脱いで足の状態を見る。
内出血はそれほど広くない。ただし足は熱をもってじんじんしていることには変わらない。
まだ続けられることに安心した。
樺島灯台手前でチェックしてう回路を進める。
この下りでぜんぜん足が踏ん張れず脚にずいぶん負担がかかる。
ここで筋肉痛がでてきた。その後の歩きでも筋肉痛がずっと続く。

痛いが歩きは相変わらずの良いペースだ。
走っている人を二人ほど抜いた。
ポール無しの歩きが一番効率がよさそうだ。
寒暖で手袋、WBを脱いだりして調整できる。

脚が痛くなってから、腰がどんどん痛くなってきた。
ときどき走り始めると尾てい骨までしびれるような痛さだ。
足裏も痛い、当然足指も痛い。
全然楽しくない。これから先も楽しくないだろう。
これから楽しくなく、さらに痛いレースで頑張る価値があるのかと自問していた。

そうこうするうちに川原エイドに到着した。
ここは奥に休憩室があって、しかも暖房がある。
去年そこで1時間ほど休憩してずいぶん回復したので、今年も1時間の休憩を設定している。
選手の利用も少ないのでこちらでの仮眠も視野に入れている。

その前に足の状態を確認した。
ソックスを脱ぐと、内出血が広がっていた。
ここで戦意喪失。とりあえず1時間休憩して決断しようと思った。

暖房があるが汗もかいているのでそこそこ寒い。
カイロを背中側に回して座布団の上であおむけになり、WBを被る。
雑音対策にiPodを、そして手ぬぐいで目隠ししていい感じだ。

小一時間ほどうとうと、眠りには落ちていない。
起きて足の状態を確認すると筋肉痛は全然変わらず、
足指は内出血が広がり踏み込むと痛さが増した。
ここでリタイヤを決めたが、宣言はせずそのまま休憩することにした。
2時間ほどでリタイヤ宣言。回収を待ったが、
この時間帯収容者が増えてこちらにまで回収が回らない模様。
一応屋根と暖房があるからね。
回収車は結局訪れることなく、朝になりエイドの撤収車と一緒に回収された。
その後も回収者を拾い、小浜温泉に着いたのは正午ごろだ。
なんと12時間もかかっている。
といっても何もすることがないので問題ないのだが、、、
足が痛いのでボラのお手伝いもできない。

4回目の挑戦は100キロ地点で予定より1時間早いペースではあったが、
脚の負傷と腰の痛みでレースは終わった。
練習が出来なかった割にはいい感じで距離を進めたのは収穫であった。
故障と負傷を治して来年最後のWに挑戦したい。

応援ポチ↓お願いします。

人気ブログランキング

2024橘湾岸スーパーマラニックW276(その4)

小浜温泉に到着は16:40頃。
先に給食をした。シチューとおにぎり。
s-IMG_2477
元気があればこのあとコンビニで追加給食も考えていた。
しかしもう動きたくない、リスタートの20:00まで休めるだけ休みたい。

仮眠所でマットを敷いて場所を何とか確保。
その前に二日分の汗を流したい。すぐ近くに温泉があるのだが、
そんな元気もなく施設内のシャワーを使うことにした。
新築ではあるが公共体育館のシャワーは使い勝手が悪い。
洗髪後さっと流した程度で最終日のユニフォームに着替えた。

とりあえずリスタートまで3時間近くある、横になって眠たくなるのを待つ。
夕方ということもあり全く眠れず。いびきをかいて眠っている選手が羨ましい。
目をつぶっていても落ち着かなない。
仕方ないので最終日の装備品の見直しと点検、
そして預ける荷物の仕分けをしていたら結構時間が過ぎた。
再び横になって居たが30分前にこの場所を撤収してリスタート会場に移動してくださいとの
アナウンス。
まぁ準備が出来ていたのですんなり動けた。
s-IMG_2478
外は予想通り寒かった。
予定通り最初は重ね着でスタートする予定。
汗をかきだしたらジャケットを脱ぐ。
20:00一斉スタート!
最終目標まで来た。
完走するには30キロ先の原城址まで走れるだけ走る。
キロ8.5分の想定だがそう簡単ではない。
そこから先はキロ11~12分で構わない。
過去の完走者の通過タイムを分析しそれが唯一の方法と自分で決めた。

順調に8分ちょっとで走れている。
疲れも不調も感じていない。
これが、どれくらい持つかが最大の関心事。

3キロ程でちょっとオーバーペースという体のサイン。
ラップを30秒ほど下げる。
下げても心拍が下がらない。
9分半まで下げたところで、息を整えるつもりで、
一旦歩きに変える。
歩きは大丈夫だ。
ふと気が付いた。
まっすぐ歩けてない!
時々車道側に傾き波を打ったように蛇行している。
とくに路面が傾いているわけではない。
結果的に左足裏に肉刺ができていて無意識に右に寄ってしまう。
それと睡魔ではないが、思考が働かない。。。
まだ21時ごろなのにこの先の深夜の時間帯が心配だ。
実績あるベテラン選手も足は残ってても睡魔で危険な状態となってリタイヤする選手も多い。

最初のエイド津波見
s-IMG_2481
奥の東屋で目をつむって休む。
が、そのままだと寒くてそれどころでない。
一斉スタート選手の多くはここを過ぎて残っているのは自分と同じ眠くてどうにかしたい選手と
最初から歩いてゆっくり進める人たち。
次のCPで日付が変わるのでそこまで頑張ることにした。
最終日唯一の作戦はここで破綻。
残ったのは回復を待つ粘る作戦。

最終日のコースで辛いのはエイドはすべて屋外で
まともに休めるところがないことだ。
深夜で気温は一桁、風も少しある。朝までそんな状況が続く。

歩きでもキロ12分を超えてきた。粘れるラップじゃない。
先ほどのエイドで同じような選手が話かけてきた。
「歩いているのに、速いですね」と、
「いや〜全然歩けないですね。ポール使えばもっと速くできるんですけど」

ここで気づいた、30キロまで走ってそのあとはザックに用意した
ポールを出してポールウォークする用意をしていたのだ。
これは3年前も去年も同じ作戦でうまくいっている。
そんなことも気づかなかった。
最終アイテムを取り出した。

思考が止まってポールをうまく組み立てられない。
先ほどの選手はずっと先に行っている。
何とか組み立てポールウォークに切り替えた。
前の選手にそのうち追いつくだろう。

しかし縮まるどころかむしろ離れたように感じる。
ラップを見た、13分台だ。
ポールの突く位置、リズムが全然なっていない。
むしろポールが邪魔している。

幻覚が見える頻度が多くなってきた。
幻覚を楽しめれば相当余裕だ。
しかし、立ち止まってそれを確認するくらいになった。

後ろから女子選手の声が聞こえる。
最初から歩いていると思われる三人組にあっさり抜かれた。
キロ14分。
次のエイドで止めよう。

その先を進めても深夜の単独走は危険。
何といっても楽しくない。
がんばる、粘れる気力がない、見通しがないということは
限界直前の体力と心理状態では一番つらくて脆い。
s-IMG_2483
CP10口之津でチェックシートにパンチをする。
エイド食で復活を期待したがそれもなかった。

3日目のリスタートできた満足感もあったのだろう、この先の復活も期待できない、
心の整理も終えて、このエイドでリタイヤ申告。
最後までコース上に残るという決意は守れなかったが後悔はない。

今年の本命レースは40時間15分で終わった。
少し先は見えた。が、次回そこまで来られるかは分からない。
少なくとも課題はある。
また準備して挑戦できるよう頑張ることにしよう。

励みにしております。読んだよクリック、応援ポチ↓お願いします。

人気ブログランキング

2024橘湾岸スーパーマラニックW276(その3)

仮眠所で少しでも眠れるようにと準備したのがマットだ。
それと疲労もよりとれるはずだ。
何とか場所を確保してマットを敷いてまずは着替え。
そのあとジャージを着て横になる。
周りの音が気になる。耳栓をしたがそれでも気になる。
次にiPodで自前の音で遮る。
だが結局眠れなかった。6時前に起きて出発することにした。
気力はある、脚は回復していない。
筋肉痛の痛みあるが温まると走れるはずだ。

外はまだ暗い。ライトを灯して茂木ぶらぶらを後にした。
GPSをみると日の出までの時刻が分かる。
日の出までのカウントダウンを楽しみに走ったり歩いたり。

日中の気温が上がるまでにある程度距離を稼ぎたいのが、
2日目の作戦だ。あまり深く考えてないけど。
s-IMG_2456
この日も天気は良いのだが日の出時刻は山側に入ってしまいその瞬間は見られなかった。
野母埼半島の東側海岸線を走っているが決して平たんではない。
すでに獲得標高は3000m近くだ。
カメラは先ほどのドロップバックに預けた。疲労で写す機会も減るし少しでも軽量したいため。
ザックもこの区間だけウエストバックにしようかと検討したが、荷物の入れ替え忘れが心配で取りやめた。
特にチェックシートを忘れたら致命的だ。
命の次に大事なもの。萩往還でそう教えられた。
s-IMG_2457
日見公園エイド。二日目も順調だ。
豚汁を頂く。食欲もある。忘れずに足指にクリームを塗りなおした。
ボラの人と話するだけで元気が出る。あとお天道様が出ていることもある。
日常でも午前は元気だ、午後になると途端に無気力になる。
なので仕事も練習も午前が勝負。ここ数年どんどん早起きになった(苦笑)
s-IMG_2460
2日目中盤の山場に入る。
2日目のゴールまで残りフルの距離なので気分は楽だ。
しかし1日目の疲労が蓄積し追い打ちをかけてくる。Lならそこでゴールなので良いのだが、
Wはその日の夜から残り103キロある。
如何に気力、体力を残すか。特に気力だ。

萩往還250キロ完踏できたときの気力には到底及ばない。
あのモチベーションはもうならないだろう。
だから違うやり方でその気力を養おうと日々模索しているのが今の状態だ。
s-IMG_2461
スマホで写真を撮りたくなるような風景と天気。
まだ楽しめている。この時間も前後に選手が見えない。
選手達のボリュームゾーンは1時間ほど前なんだろう。
だいたい16時から17時の間に小浜温泉に到達し3時間ほど休憩できるペースだ。
自分は1時間遅れなので2時間ほどの休憩だなと今からその時間をどう過ごすか歩きながら考えている。
温泉入る入らない、シャワーするしない、食事何をどこで、仮眠に何分、それらの優先順位と時間配分だ。

CP7とんの山エイド。
s-IMG_2464
餅入りお汁粉を頂く。
甘みが体にしみる。
選手は僕ひとり。どのくらい前に選手が出て行ったか聞いてみる。
比較的近くに居たらそれはそれで励みになる。
逆に後ろから追いつかれたらそのまま抜かれるはずなので気分はへこむ。
数人が10数分前に出て行ったそうだ。
ここから下りだし追いつく可能性はないなと判断。
ゆっくりマイペースで行くことにした。

コースはじゃがいも畑に入る。
s-IMG_2469
見晴らしの良い崖の上に広大な茶色い畑が広がる。
前方に橘湾と雲仙の山並み。
眺望の良さと反対に太陽が燦燦と照り体力を消耗する区間だ。
飯盛経塚前の急こう配の下り坂をなんとか下りエイドに到着。
s-IMG_2472
冷たい杏仁豆腐をうけとり座る場所を確保して休憩をとる。
一人女子選手がやってきてた。
少しだけ休養を取りエイドを先にでた。
コースは旧街道のような細い道だが迷うことはない。
例年秋は案内がないのだが(春はある)今年は白線マークだったり
看板だったりで間違いやすい箇所は案内がある。

もくもくと走る。
景色とか望めないので走る。歩く。走る。
先のエイドにいた選手に抜かれるまで頑張る。
抜かれたら長く視界に入るように頑張る。辛い区間のペース維持手段。
ちょっと歩いていたらその選手は視界から見えなくなった。
後ろを振り返る。
誰もいない。。。

次のエイドまで3時間以上ある区間。
楽しみどころがない区間。
今振り返れば座れそうなところで休憩し足のケアをすべきだった。
春はこの間に二か所エイドがあるからな。
秋はないんだな、秋ここまで来てないのでイメージが沸かない。

春とは違う場所にあるCP8千々石のエイド。
s-IMG_2473
先行した選手が多数いた。
2日目のゴール小浜温泉まで11キロを残すあまり。
自分もよいペース、18時ごろ着の見通しから16時半前後になりそうだ。
これはちょっと行けるんじゃない?と平静を装いつつ少しそんな気が芽生えた。
まだ疲労困憊ではないのだ。しかも仮眠所で3時間休める!

ボラの人が、
「ゴール写真を撮る係をしています。
ゴールで待ってます」
と声をかけられそして固い握手をした。

ここまで来たんだ、これたんだ。
こんなチャンスは二度とない。多分ないだろう。

励みにしております。読んだよクリック、応援ポチ↓お願いします。

人気ブログランキング

2024橘湾岸スーパーマラニックW276(その2)

CP4権現山、距離は短いが20%の勾配が続く。
街灯がないので真っ暗。前後に選手の明かりもほとんど見えない。
CPに先着の選手がいた。少しホッとする。
速やかに次のCPを目指す。
s-IMG_2442
今年も樺島の間に私設エイドが有った。甘酒エイド。
去年同様ストーブが焚いていた。去年より気温は低いはずだが体感はそこまででない。
甘酒で温まりお礼を言って速やかにエイドを後にした。

アームカバーonアームカバーがすこぶる良い。
一路樺島に向かう。ほとんど歩き。下りのときは筋肉痛を感じる。
残り200キロある。それを考えたら心が折れるので思考しない。
樺島に入る前でコースロスト。
車のヘッドライトが強烈でちょうど道なりに曲がるところを気づかなかった。
すぐに「何か違う」ことを感じその場でスマホで現在地を確認した。
ロスといえるほどロスはなかった。

樺島に入ったところで後ろの選手が躓き耐えられず大転倒。
声をかけたが返事がない。が、大丈夫なようだ。
疲労と注意散漫で夜間のちょっとした起伏でも危ない。

CP5樺島灯台。
ここも先ほどのCPで会った選手が先着していた。
権現山と同様到着時刻を記帳する。

次はお待ちかねカレーエイドだ。
屋内でもあり中休憩(20分)を予定しているが、疲労の蓄積を感じていたので
仮眠できそうなら大休憩(60分)するかもしれない。
いや、体がそれを要求している。
s-IMG_2444
先にカレーを頂く。量は普通サイズだ。
トッピングの漬物もたくさん盛ってゆっくりと頂く。
一応ここの格言として、「樺島のカレーは泣いてでも食え」がある。
この先エイド間が長く自販も何もない。

食後眠くはなかったが奥の部屋で横になることにした。
眠れたらラッキー。眠れなくても横になって体を休めたい。
奥の部屋は暖房がなく寒かったが、毛布が有ったのでそれにくるまって横になった。
眠れなかったが1時間ほど休憩した。大きなタイムロスなのだが気力が回復する方が
今は大事だ。ここから6時間先の第一ドロップバックにたどり着くことが大事。

大休憩のあとなので防寒にジャケットを着用した。
前面が防風性あって伸縮性があり軽量なる優れもの。
全く寒さを感じずリスタート時の低体温を防げた。
温まったところでバス停でジャケットを脱いだ。
走ると暑い。この後歩きが主だが寒くなったら着ることにしたが
この後活躍しなかった。安心感なる信頼性は高い。

いよいよ長い山道だ。民家の無い山道を長いこと走る。
星がキラキラとよく見える。
ライトを消してゆっくり見てみたいが余裕がない。
ライトが再点灯しなかったらどうしようという僅かな不安もある。
大休憩したせいで選手が全く見当たらない。
単独走は苦にならないし、今のところ眠くないのでいい感じで歩けている。
ペースを見ると10分台なので大休憩でスピードが回復している。
他に擦れ傷とか、肉刺とかないのもストレスがなく歩きに集中できる。

自転車道入口エイドはバナナ以外食べるものがなかったので
トイレに寄ってスルー。走れそうなときは走る。
走れる足が残っているということは自信になる。
茂木の仮眠所でもたっぷり寝ることに決めた

いい感じのペースを維持したこともあり体の疲労を感じて来た。
川原老人の家エイド到着。
屋内にはカレーエイドで見かけた選手がいたので15キロで追いついたことになる。
s-IMG_2447
ここはありがたい食べ物があった。
奥には休憩室があり暖かそうだ、しかも脇に毛布が積んであった。
次のエイドが仮眠所でドロップバック地点であるが眠れる保証はない。
ここの静かで温かい場所で仮眠することに決めた。

1時間弱ほど横になる。一瞬だけ寝落ちした。
直後時計を確認し、直ぐに出発した。
深夜の山道を単独走(歩)。

そのうち前方に女子二人組を発見。
二人組は走っているが、こちらは歩き。
やがて追いつき、追い越した。眠れたこともあり快調といえば快調だ。
s-IMG_2451
CP6茂木ぶらぶらに到着。第一ドロップバック地点。あんかけラーメンを頂く。
午前4時前後の到着目標に対して4:39着。
凡そ2時間休憩してこの差で済んでいるのは大きい。
ここでも1時間以上休憩し6時ごろ出発しようと決めた。
休憩による回復でラップが早くなりその時間を取りかえせるという判断だ。
そして何より小浜温泉まで到着したときにリスタートできる気力・体力が残っていることが肝要だ。
すでに第一目標を達成し、第二目標も確実だ。視野は第三目標に移った。

励みにしております。読んだよクリック、応援ポチ↓お願いします。

人気ブログランキング

2024橘湾岸スーパーマラニックW276

3回目の挑戦です。
2年前は87キロ地点で肉離れでリタイヤ。
去年は77キロ地点で低体温症でリタイヤ。
ちょっとしたトラブルでリタイヤしているが、実力不足、走力不足で、
足は完全に残っておらずコース全体の三分の一程度で終えている。
そこまでとしても獲得標高は1500mを超えている。
尚且つ日中午後は25度を超えていた。
僕にとってはうだるような11月のレースだった。

今年はその3週間後で予報も最高20度程度で難関の一つがなくなった。
足が残っていない要因は主に筋力不足だ。
前年から通っているジムで足の筋トレの強度を上げた。

と、ここまでは不安要素はないように思われるが、
近年日常の疲れが取れない、走り続けることが出来ず折り返しは歩いてしまう
そんな体調が続いている。

自身の見立てでは今まで以上にチャンスではあるが、
最後まで走り切る、完踏できる自信は10%もない。
そんなに橘湾岸は甘くない。
萩往還でもそうだが全体の75%到達してようやく半分といえるだろう。
なので今まで以上の記録更新できたらよく、
特に第二ドロップバックの小浜温泉をリスタートするが現在の目標だ。

休暇を取り木曜に移動。移動に関するストレスはない。
10時間弱で長崎に着いた。
いつものスーパーで夕食とお酒、そして朝食を購入。
午後10時過ぎに就寝。3時まで熟睡できたので十分だろう。

金曜日07:00アーリースタート。顔なじみの選手が増えた。
s-IMG_1070
3日間の予報はほぼ快晴。雨予報はなし。
なので雨装備はなく、寒さ対策に上はジャケット、下は防風パンツ、そしてWB、手袋を準備した。
主に寒さ対策だ。
そしてとても効果的だったアームカバーの重ね着だ。
腕からの冷えを防ぎ、胴体はシャツ一枚で発汗を防ぐ方式。
先に寒くなる北海道で装備と装着を試して結論に達した。何しろ嵩張らない。
s-IMG_1078
最初のチェックポイント(CP)稲佐山。眺望がすこぶる良い。
s-IMG_1083
ここから一気に下るが、足をなるべく使わず早足程度に。
それでも加速して足にダメージは残る、いかに脚を延命するかが全てだ。
降り切ったところでCP2。ここで15キロ前後。
s-IMG_1087
前日妻からもらった差し入れを食べて気合を入れる。美味しく食べられるうちに。
s-IMG_1088
暫く街道の街中を走りそしてあぐりの丘という山に入る。
途中に橋が2,3あるのだが全部勾配がある。
s-IMG_1091
CP3到着。ここまでは疲労もなくまずまず。
s-IMG_1101
ここを出ると急坂を下り海岸線まで降りる。
降りたところに人気のかんぼこ屋がある。
今回初めて立ち寄ることにした。1枚140円。
s-IMG_1104
思った以上に美味しい。味がしっかりしている。イワシが主原料?
過去5回自重したこのかまぼこであるが、最後になるかもしれないから
レースそのものを楽しむを優先して一つ目の楽しみをクリアした。
次はビールか?
s-IMG_1106
そろそろ暑くなってきた。用意した梅昆布でミネラルを補給。
攣りそうになったらサプリだ。
今のところ脱水はない。氷も不要だ。
脚の疲労が出てきた。歩きを交え走りもペースを落とす。
s-IMG_1109
女神大橋に入る直前にコースから外れた神社に立ち寄る。
二つ目の楽しみ処、達成。10分ほどロストだが気にしない。
二度と来られないかもしれない。
s-IMG_1111
女神大橋。赤い鯉のぼりが映っていますね。過去も色違いの鯉のぼりをザックに着けています。
金龍目指してこの鯉をゴール地点まで泳がせたい。
s-IMG_1114
女神大橋エイド。ここまで45キロ。
椅子に座るにも一苦労になってきた。この先距離が進むとしゃがむのがもっと大変になる。
ここはうどんエイド。いつも暖かいほうのうどんをリクエストする。
食欲はある、胃腸の弱い僕だが大分扱いがうまくなった。
水をがぶ飲みしない、飲みすぎない。無理して飲まない。だぶつきそうなら塩を摂る。
暑いなら外から冷やす。そんなところか。今はガスターも使わない。
s-IMG_1119
長崎の午後は長い。そして気温のピークも夕方まで続く。
気温が高くはないが太陽光線が横から差し込んでくる。
紫外線のダメージが蓄積する。手ぬぐいを頭からかぶりそれを遮る。
もっと早めに対処すればよかった。
海岸線の細かいアップダウンを繰り返す。平地は比較的走れている、想定以上だ。
s-IMG_1128
以下宿のエイド。食べ物がほとんどない。ロールパンを一つ頂いた。ほんとにエイドか?
この大会のエイド食はそれぞれメニューが違ってどれも美味しいのだが、量は紙コップ半分ほどと
とても少ない。エイド間が3時間ほどなので絶対足りないはずだが、
意外とはしりづづけられる。最初のころはコンビニでおにぎりを食べていたのだが、
今回は飴だけだ。一応ザックにソイジョイとジェルは持っている。一応夜間の非常用。
s-IMG_1134
恐竜体育館エイド。ハイパーのドロップバック地点。
少しだけ足を延ばして休憩。この先は二つの灯台を目指す難所が待ち受けている。
ここでポールを装備するひとがいる。自分はポールは最終日まで装備してない。
ヘッドライトを装着する。WBと手袋、アームカバーをザックからポケットに移動していつでも防寒できる準備をしてエイドを後にした。
初日の夜間走の始まりだ。

励みにしております。読んだよクリック、応援ポチ↓お願いします。

人気ブログランキング
Bean
N.A.Bean
Born in August 1960
飲むために走る!
ウルトラは人生の応援歌だ
ご注意
当ブログの著作物は著作権法により保護されています。 許可無く使用、引用、転載は認めておりません。 写真画像の内、著者以外の氏名等の記載有るものはその方の著作物です。
アクセスカウンター
  • 累計:

Archives
人気ランキング
Recent Comments
ギャラリー
  • 山陰の旅2026年6月
  • 山陰の旅2026年6月
  • 山陰の旅2026年6月
  • 山陰の旅2026年6月
  • 山陰の旅2026年6月
  • 山陰の旅2026年6月
記事検索
タグ絞り込み検索
  • ライブドアブログ